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【週報 NICT 宇宙天気情報(2018年06月08日 15時00分 (JST))】

 この情報は、毎週、最新のものに更新されます。
 世界各地の観測データを元に、情報通信研究機構での観測等も加味して決定された、その日の太陽活動や地磁気活動の情報によって構成され、これらの情報から地球の周りの宇宙空間で今何が起きているかを知ることができます。

担当: 川原
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概況・予報

太陽活動は、6日にやや活発、その他の期間で静穏でした。
今後1週間、太陽活動は静穏な状態が予想されます。
地磁気活動は、1日から2日にかけてやや活発、その後の期間で静穏でした。
今後1週間、地磁気活動は静穏な状態が予想されます。
6月3日0時30分UTに放射線帯電子の臨時警報を発令し、8日1時30分UTに解除しました。
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太陽活動

1日から5日にかけて静穏でした。
活動領域2712でBクラスの小さな活動が多数発生しました。
5日に、活動領域2712が衰退しました。

6日の太陽活動はやや活発でした。
5日に衰退した活動領域2712で6日10時44分UTにC1.0フレアが発生しました。

7日の太陽活動は静穏でした。
太陽面で目立った活動は発生しませんでした。

8日6時UT現在、STEREO探査機の極端紫外線画像(EUVI)によると、太陽面の東端から新たに回り込んで来る活動的な領域はありません。
また、太陽面上に目立った活動領域はありません。

今後1週間、太陽活動は静穏な状態が予想されます。

■過去1週間に大きなフレアの発生はありませんでした。


(参考データ)
GOES衛星の太陽X線データ
http://www.swpc.noaa.gov/products/goes-x-ray-flux
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地磁気活動

1日から2日にかけて地磁気活動はやや活発でした。
太陽風速度はやや高速な480km/s前後からかなり高速な740km/s前後へ緩やかに上昇しました。
この間、磁場強度は強い10nT前後から弱い4nT前後へ緩やかに下降し、磁場の南北成分は時折-10nT前後のかなり強い南向きの状態となりました。

3日から7日にかけて地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度はやや低速な370km/sからかなり高速な760km/sの間で推移しました。
この間、磁場強度は弱い1nTから強い12nTの間で推移し、、磁場の南北成分は時折-8nT前後の強い南向きの状態となりました。

8日6時UT現在、SOHO探査機の太陽コロナ画像(LASCO)とSTEREO探査機の太陽コロナ画像(COR)によると、今後の地磁気に大きな影響を与えるCME(コロナ質量放出)は新たに観測されていません。
また、SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA211)によると、今後の地磁気に大きな影響がありそうなコロナホールはありません。

今後1週間、地磁気活動は静穏な状態が予想されます。

(参考データ)
DSCOVR探査機による太陽風観測
http://www.swpc.noaa.gov/products/real-time-solar-wind
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プロトン現象

静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、1日から7日にかけて、1[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。

(参考データ)
GOES衛星 高エネルギー粒子
http://www.swpc.noaa.gov/products/goes-proton-flux
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高エネルギー電子

静止軌道における2MeV以上の電子の24時間フルエンスは、1日に1.03×10^7[個/cm^2/sr]未満のやや高いレベルで推移しました。
2日19時UTに3.8×10^8[個/cm^2/sr]を超えて、高いレベルに達しました。
これに伴い、3日0時30分UTに放射線帯電子の臨時警報を発令しました。
3日から6日にかけては、9.30×10^8[個/cm^2/sr]未満の高いレベルで推移しました。
7日18時UTに基準値(高い状態の半分)の1.9×10^8[個/cm^2/sr]を下回りました。
これに伴い、3日0時30分UTに発令した放射線帯電子の臨時警報は、8日1時30分UTに解除しました。

(参考データ)
GOES衛星 高エネルギー電子
http://seg-web.nict.go.jp/goes-electrons
http://www.swpc.noaa.gov/products/goes-electron-flux
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電離層

臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層は、1日に日本各地で発生しました。
2日に国分寺(東京)、山川(鹿児島)と大宜味(沖縄)で発生しました。
3日、4日、5日、6日、7日に日本各地で発生しました。

F領域臨界周波数は、1日から8日にかけて概ね静穏でした。
日本上空の全電子数(TEC)は、1日の夜のはじめ頃に日本各地で高い状態でした。
また、7日には日本各地のデータに異常な値が出力されているため、評価ができない状態となりました。

デリンジャー現象は1週間を通して発生しませんでした。

(参考データ)
電離圏概況等のリアルタイム速報など
http://wdc.nict.go.jp/IONO/
※電離圏観測はシステムメンテナンス作業等に伴いデータ更新に不定期な遅延を生じる場合があります。

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活動度指数



黒点数とF10.7フラックスに関しては、
http://swc.nict.go.jp/sunspot/ 太陽黒点情報 SWC宇宙天気情報センター
K指数に関しては、
http://www2.nict.go.jp/aeri/swe/swx/swcenter/kindex.lst
をご参照ください。

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お知らせ

5月25日より、電離圏の時間帯表記は日本時間(JST)で報告いたします。

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