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【週報 NICT 宇宙天気情報(2018年05月11日 15時00分 (JST))】

 この情報は、毎週、最新のものに更新されます。
 世界各地の観測データを元に、情報通信研究機構での観測等も加味して決定された、その日の太陽活動や地磁気活動の情報によって構成され、これらの情報から地球の周りの宇宙空間で今何が起きているかを知ることができます。

担当: デヴェラ
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概況・予報

太陽活動は、4日から10日にかけて静穏でした。
今後1週間、太陽活動は静穏な状態が予想されます。
地磁気活動は、6日に活発、5日と8日にやや活発、その他の期間で静穏でした。
今後1週間、地磁気活動は静穏な状態が予想されます。
5月8日0時30分に放射線帯電子の臨時警報を発令しました。

※時間帯の表記はUT(JST-9)です。

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太陽活動

太陽活動は、4日から10日にかけて静穏でした。
太陽面で目立った活動は発生しませんでした。
5日に、活動領域2708が出現しました。
8日に、活動領域2709が東端から回り込んで来ました。
10日に、活動領域2708が衰退しました。

11日6時現在、STEREO探査機の極端紫外線画像(EUVI)によると、太陽面の東端から新たに回り込んで来る活動的な領域はありません。
また、太陽面にある活動領域は、概ね静穏な状態にあると推測されます。

今後1週間、太陽活動は静穏な状態が予想されます。

■過去1週間に大きなフレアの発生はありませんでした。

(参考データ)
GOES衛星の太陽X線データ
http://services.swpc.noaa.gov/images/goes-xray-flux.gif

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地磁気活動

4日の地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度はやや低速な350km/s前後で推移しました。
この間、磁場強度は弱い4nT前後で推移しました。

5日の地磁気活動はやや活発でした。
太陽風速度は低速な330km/s前後から高速な650km/s前後へ緩やかに上昇しました。
この間、磁場強度は弱い4nTからかなり強い16nTの間で推移し、磁場の南北成分は一時-16nT前後の非常に強い南向きの状態となりました。
気象庁地磁気観測所(柿岡)によると、10時25分にSI(地磁気水平成分の急増)が発生しました。

6日の地磁気活動は活発でした。
太陽風速度は高速な620km/sからかなり高速な710km/sの間で推移しました。
この間、磁場強度は弱い4nTから強い8nTの間で推移し、磁場の南北成分は一時-6nT前後の強い南向きの状態となりました。

7日の地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は高速な600km/sから700km/sの間で推移しました。
この間、磁場強度はやや強い5nT前後で推移し、磁場の南北成分は時折-5nT前後の強い南向きの状態となりました。

8日の地磁気活動はやや活発でした。
太陽風速度は高速な600km/sから700km/sの間で推移しました。
この間、磁場強度はやや強い5nTから9nTの間で推移し、磁場の南北成分は一時-7nT前後の強い南向きの状態となりました。

5日から6日にかけてと、8日の地磁気の乱れは、2日に子午線を通過したコロナホールの影響である可能性があります。

9日から10日にかけて地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は高速な630km/sから520km/sへ緩やかに下降しました。
この間、磁場強度はやや強い5nT前後で推移し、磁場の南北成分は一時-5nT前後の強い南向きの状態となりました。

11日6時現在、SOHO探査機の太陽コロナ画像(LASCO)とSTEREO探査機の太陽コロナ画像(COR)によると、今後の地磁気に大きな影響を与えるCME(コロナ質量放出)は新たに観測されていません。
また、SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA211)によると、今後の地磁気に大きな影響がありそうなコロナホールはありません。

今後1週間、地磁気活動は静穏な状態が予想されます。

(参考データ)
DSCOVR探査機による太陽風観測
http://www.swpc.noaa.gov/products/real-time-solar-wind

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プロトン現象

静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、4日から10日にかけて、1[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。

(参考データ)
GOES衛星 高エネルギー粒子
http://services.swpc.noaa.gov/images/goes-proton-flux.gif

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高エネルギー電子

静止軌道における2MeV以上の電子の24時間フルエンスは、4日から5日にかけて2.72×10^7[個/cm^2/sr]未満の静穏レベルで推移しました。
6日には、1.71×10^8[個/cm^2/sr]未満のやや高いレベルで推移しました。
7日18時に3.8×10^8[個/cm^2/sr]を超えて、高いレベルに達しました。
これに伴い、8日0時30分に放射線帯電子の臨時警報を発令しました。
8日から10日にかけては、2.17×10^9[個/cm^2/sr]未満の高いレベルで推移しました。

(参考データ)
GOES衛星 2MeV以上の電子
http://seg-web.nict.go.jp/goes-electrons
http://www.swpc.noaa.gov/products/goes-electron-flux

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電離層

臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層は、4日に日本各地で発生し、5日に国分寺(東京)、山川(鹿児島)、大宜味(沖縄)で発生しました。
6日と7日に日本各地で発生し、8日と9日に稚内(北海道)、国分寺(東京)と大宜味(沖縄)で発生しました。
10日に国分寺(東京)、山川(鹿児島)と大宜味(沖縄)で発生しました。

F領域臨界周波数は、4日から10日にかけて概ね静穏でした。

日本上空の全電子数(TEC)は、4日から10日にかけては概ね静穏でした。

デリンジャー現象は1週間を通して発生しませんでした。

(参考データ)
NICT 電波伝搬障害研究プロジェクト
(電離圏概況等のリアルタイム速報など)
http://wdc.nict.go.jp/IONO/index.html
※電離圏観測はシステムメンテナンス作業等に伴いデータ更新に不定期な遅延を生じる場合があります。

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活動度指数



黒点数とF10.7フラックスに関しては、
http://swc.nict.go.jp/sunspot/ 太陽黒点情報 SWC宇宙天気情報センター
K指数に関しては、
http://www2.nict.go.jp/aeri/swe/swx/swcenter/kindex.lst
をご参照ください。

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お知らせ

この度、宇宙天気予報システムの更新に伴い、5月中旬に宇宙天気情報(日報、週報、臨時情報)の配信元メールアドレスを変更致します。

現行システムのメールアドレス : dailyrep@mswc.nict.go.jp (日報)
: weeklyrep@mswc.nict.go.jp (週報)
: alertrep@mswc.nict.go.jp (臨時情報)
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