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【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2018年06月11日 15時00分 (JST))】

 この情報は、毎日午後4時ごろ最新のものに更新されます。
 世界各地の観測データを元に、情報通信研究機構での観測等も加味して決定された、その日の太陽活動や地磁気活動の情報によって構成され、これらの情報から地球の周りの宇宙空間で今何が起きているかを知ることができます。

担当: デヴェラ
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概況・予報

太陽活動は静穏でした。
引き続き今後1日間、太陽活動は静穏な状態が予想されます。
地磁気活動は静穏でした。
引き続き今後数日間、地磁気活動は静穏な状態が予想されます。

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太陽活動

太陽活動は静穏でした。
太陽面で目立った活動は発生しませんでした。

STEREO探査機の極端紫外線画像(EUVI)によると、本日から明日にかけて、北半球低緯度にあるやや明るい領域が新たに太陽面の東端から回り込んで来る見通しです。
この領域は、概ね静穏な状態にあると推測されます。

太陽面上に目立った活動領域はありません。
引き続き今後1日間、太陽活動は静穏な状態が予想されます。

■過去3日間に大きなフレアの発生はありませんでした。

(参考データ)
GOES衛星の太陽X線データ
http://www.swpc.noaa.gov/products/goes-x-ray-flux

太陽画像サマリー(STEREO探査機のサイト)
http://stereo-ssc.nascom.nasa.gov/beacon/beacon_secchi.shtml

NOAA/SWPCによる最新のフレアリスト
ftp://ftp.swpc.noaa.gov/pub/indices/events/events.txt
ftp://ftp.swpc.noaa.gov/pub/indices/events/yesterday.txt

【解説】LDE (Long Duration Event) フレア
・継続時間が長い(30分以上)X線フレアのこと。

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地磁気活動

地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度はやや低速な350km/s前後から低速な300km/s前後へ緩やかに下降しました。
この間、磁場強度は弱い3nT前後で推移しました。

SOHO探査機の太陽コロナ画像(LASCO)とSTEREO探査機の太陽コロナ画像(COR)によると、今後の地磁気に大きな影響を与えるCME(コロナ質量放出)は新たに観測されていません。

SDO衛星の極端紫外線画像(AIA211)によると、太陽面南半球の西15度付近にコロナホールが位置しています。
このコロナホールは小規模のため、今後の地磁気への大きな影響はない見込みです。

引き続き今後数日間、地磁気活動は静穏な状態が予想されます。

(参考データ)
DSCOVR探査機による太陽風観測
http://www.swpc.noaa.gov/products/real-time-solar-wind

【解説】DSCOVR探査機
・DSCOVR探査機は、地球から太陽方向に約150万kmほど離れた第一ラグランジュ点(L1点)の近くで、太陽風を観測しています。このL1点を通過した太陽風は、約1時間後に地球に到来しますので、DSCOVR探査機は太陽風の乱れを地球に到来する約1時間前に見つけることができます。

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プロトン現象

静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、1[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。

(参考データ)
GOES衛星 高エネルギー粒子
http://www.swpc.noaa.gov/products/goes-proton-flux

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高エネルギー電子

静止軌道における2MeV以上の電子の24時間フルエンスは、7.03×10^7[個/cm^2/sr]のやや高いレベルでした。
引き続き今後1日間、電子フルエンスはやや高い状態が予想されます。

(参考データ)
GOES衛星 高エネルギー電子
http://seg-web.nict.go.jp/goes-electrons
http://www.swpc.noaa.gov/products/goes-electron-flux

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電離層

臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層が確認された地域と時間帯を報告します。

稚内(北海道)
13:15

山川(鹿児島)
06/10 15:00~15:30
06/10 18:00
06/11 10:30~12:00
06/11 13:15~13:30

大宜味(沖縄)
06/10 18:45~19:15
06/10 23:45
06/11 06:45
06/11 08:15
06/11 09:30~14:00

F領域臨界周波数は、概ね静穏な状態でした。
日本上空の全電子数(TEC)は、概ね静穏な状態でした。
今後1日間、地磁気に大きな乱れはなく、電離圏も概ね静穏な状態が予想されます。

日本上空でデリンジャー現象の発生は確認されませんでした。
引き続き今後1日間、デリンジャー現象は発生しないと予想されます。

【解説】スポラディックE層
・日本付近では下記に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。
・通常の電離圏では反射されない高い周波数の電波を反射する。

デリンジャー現象及び短波伝搬状態の週間予報です。(発令日: 6月 8日)
<   日付   > 9 10 11 12 13 14 15
<デリンジャー現象> 0 0 0 0 0 0 0
< 短波伝搬状態 > 4 4 4 4 4 4 4

【解説】
・デリンジャー現象の予報
0: ないでしょう・・・・・・30%未満
1: ややあるでしょう・・・・・・30~50%未満
2: かなりあるでしょう・・・・・・50%以上
・短波伝搬状態の予報
1: 非常に不安定
2: 不安定
3: やや不安定
4: 概して静穏
5: 極めて静穏

(参考データ)
電離圏概況等のリアルタイム速報など
http://wdc.nict.go.jp/IONO/
※電離圏観測はシステムメンテナンス作業等に伴いデータ更新に不定期な遅延を生じる場合があります。

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活動度指数

活動度の指数です。
6月10日の太陽黒点相対数(NOAA/SWPC)は、0、5月の月平均値(ブリュッセル)は、13でした。
6月10日の太陽黒点総面積は、0でした。
6月10日のf10.7は、70でした。
6月10日の地磁気K指数合計は、7、最大のK指数は、2でした。
短波伝搬を予測するための、5月と、6月と、7月の太陽黒点相対数(ブリュッセル)の予測値は、それぞれ1、0、0です。

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お知らせ

5月24日より、電離圏の時間帯表記は日本時間(JST)で報告いたします。

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